パ・リーグ ソフトバンク3―2オリックス
(5月20日 ヤフオクD)
 ソフトバンクのバリオスがプロ野球記録タイとなる開幕から17試合連続ホールドを達成した。

 バリオスは3―2と1点差の緊迫した場面で8回に登板。先頭の中島に中前打を許し、犠打で得点圏に走者を抱えたが、この場面で駿太と竹原を2者連続三振に斬って取り、05年に阪神の藤川が達成した記録に肩を並べた。


 ベネズエラ出身のバリオスは11年途中からチームに加入。今季は2度目の育成契約となったが、開幕前に再び支配下登録を勝ち取った。

 「自分でも開幕前に1軍にいることや17試合連続でホールドを記録できるなんて想像できなかった。本当にうれしい」。そう語るバリオスのコメントは母国語であるスペイン語なまりの英語だが、その言葉には実感がこもっていた。

 驚異のベネズエラ人右腕は日本語も達者。「王さん、お誕生日おめでとうございます」とこの日が75回目のバースデイとなった王会長にメッセージを送り、通訳なしてファンを沸かせて見せた。

 「記録のためではなく、チームのために投げている」。今やソフトバンクにとってなくてはならない存在となったバリオスの己を捨てた投球は、これからもチームを救い、そしてファンをよろこばせてくれそうだ。
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