敗戦には得てしてミスが絡みがちだ。9回を打者3人で退けた今村が、2イニング目に2四球を与えるまさかの変調。終盤に追いつき、今までの勢いからすると、今日も勝つかな…と期待したファンは多いだろうが、自滅ではもったいない。


 思えばこの3連戦、あれほど活発に打った打線が援護できなかった。初戦の浜口に今永、井納。ルーキー以外の2人には相性もよくない。カープは去年のセ・リーグ王者だ。交流戦前後や球宴明けにはローテーションを再編し、3人を当ててくる可能性がある。対策を練り、早期に苦手意識を拭い去る必要がある。

 先発した大瀬良にも触れておきたい。試合を壊すことはないものの、やられるパターンは常に同じだ。ボールが先行し、甘い球を痛打される。ボール先行は、打たれてはいけない気持ちがそうさせるのか、ただ単にストライクが入らないのか。

 昨季まで在籍した偉大な大先輩は“打たれることを恐れない。最終的にホームを踏まさなければいい”と言った。失点しても、それ以上やらなければいい…という切り替えが大事。もう一度その言葉を思い出し、気持ちを整理してほしい。 (スポニチ本紙評論家)
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