悲しみを表に出さず指揮を執り続ける森監督(62)へ中日ナインが勝利を届けた。

 7日に長女の矢野麗華さんが乳がんのため、35歳の若さで亡くなってから、初の勝利。

 8日の広島戦は延長12回を戦いドロー、この日は京田がプロ初の5安打を放つなど7―1で大勝。試合後、ウイニングボールを受け取った大島がナインを迎える指揮官のもとへさりげなく届けた。


 「娘のところに持っていけってことだろう」と森監督。「みんなが勝たせてくれた。こうしてユニホームを着てみんなと野球ができて感謝している」と語った。

 さらに、今季4勝目を挙げた大野に対し「簡単に四球を出して安定感はなかっけど試合をつくってくれた」と厳しい言葉を並べながらも評価。プロ初の5安打を放った京田には「今まで何試合かいいとこがなかった。今日はたまたまいい日だと思ってみていた」と冷静に分析。
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