西武が2位攻防戦を5―3で制し、3位・楽天とのゲーム差を2.5に広げた。先発の十亀が6回で113球を投げ6安打3失点(自責2)と試合を作り、これで自身8勝目。楽天戦はこの試合前まで今季3試合で2勝0敗、防御率1.45と好相性だった背番号21が、その数字通りの投球でチームを2連勝に導いた。


 打線は1―3とリードを許して迎えた6回。好投を続けてきた楽天のドラフト1位ルーキー藤平に対し、浅村が1死から右前安打で出塁すると、続く栗山が一度もバットを振ることなく四球。1死一、二塁のチャンスで中村がカウント2―2から内角甘めに入ったスライダーを捉え、今季26号となる3ランを左翼スタンドへ放り込んだ。これで4―3と逆転に成功し、藤平をノックアウトした。

 2位・西武との直接対決という大一番を任された藤平だったが、5回1/3でプロ最多の118球を投げ7安打4失点で3敗目(2勝)を喫し、本拠地初白星とはならなかった。楽天は西武戦に引き分けを挟んで8連敗中。過去2度の勝利ではチームの6連敗と10連敗を止め、“連敗ストッパー”としてもこの日のマウンドを託されていたが、1球に泣いた形となった。
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