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早稲田大学【対明大1回戦】見せ場つくれず。攻守に拙さ目立つ完敗

2017年09月09日 05:30

野球

早稲田大学【対明大1回戦】見せ場つくれず。攻守に拙さ目立つ完敗
散発6安打に封じ込まれ三塁を踏むことすらできなかった(C)早稲田スポーツ新聞会 Photo By 提供写真
 【対明大1回戦   早大0-3明大 ( 2017年9月9日    神宮 )】  賜杯をめぐる新たな戦いの始まりを告げる早明戦。しかし、早大はその一歩目からつまずいてしまった。先発のマウンドを任された小島和哉(スポ3=埼玉・浦和学院)だったが、初回に3連打を許して、あっさりと2点を奪われる。後手を踏んだ早大は、それ以降、攻守で拙さを感じさせるプレーを連発。明大の左腕・齊藤大将(4年)を前に、打線は反撃の糸口をつかめなかった。終始明大ペースのまま進み、良いところなく完敗。大事な開幕戦を落とした。

 初回から劣勢となった。先発の小島は、2番・河野祐斗(4年)に左中間を抜かれ、早々と得点圏に走者を置かれてしまう。続く打者にも左翼深くに運ばれ、先制適時打かと思われたが、高く上がった打球に対し、二塁走者はスタートを切ることができず、辛うじてこの時点での失点は免れた。しかし、この『ツキ』を生かせない。4番・逢澤峻介(3年)が放った三塁への鋭い打球を。織原葵(社4=東京・早実)が処理できず、そのまま左翼前へ抜けて2点適時打に。ロースコアの展開が予想された試合だったが、ミス絡みで簡単に先制を許した。さらに、その直後の攻撃では、1番・八木健太郎(スポ4=東京・早実)が四球で出塁し、二塁まで進んだが、走塁ミスで併殺を招く。「ミス、ミスと続いて流れを完全にあっちに渡してしまった」(佐藤晋甫主将、教4=広島・瀬戸内)。拙劣なプレーが、攻守に閉塞感を漂わせるきっかけとなってしまった

 3回にも、安打、犠打、安打、犠飛と理想的な攻撃を展開され、さらに1点を失った。早大は、その裏に先頭の織原が安打で出塁したが、続く8番・檜村篤史(スポ2=千葉・木更津総合)が痛恨の犠打失敗で併殺。4回、6回にも同様に無死1塁の状況をつくったが、ことごとく得点圏に走者を進められなかった。守備では6回まで明大打線に毎回安打を許し、攻撃でも淡白さが目立ったことで、追撃の1点を奪えないどころか、明大にプレッシャーすら与えられないまま試合は進行。試合終盤に入って登板した。早川隆久(スポ1=千葉・木更津総合)が、好投でリズムをつくったが、既に試合の大勢は決してしまっていた。

 開幕戦ならではの緊張や硬さなども考慮すべきだが、突きつけられた現実は厳しい。記録上では無失策だが、守備では球際の弱さを露呈。打球に追いつけていても捕球には至らないというシーンが散見されるなど、一球に対する集中力に課題を残した。一方、打撃面では、春も課題に挙がっていた犠打の失敗がこの日も足を引っ張り、不用意な早打ちとともに、淡白な攻撃に終始した要因のひとつとなった。昨季、唯一連敗を喫した明大から勝ち点を奪い、成長を示すとともに優勝への足がかりとしたい開幕カード。その初戦であっさりと敗れてしまった。「切り替えてやるだけ」と高橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条。あすの2回戦では体勢を立て直し、本来の力を発揮するとともに、優勝へ向けた気概を示さなければならない(早稲田スポーツ新聞会 記事 守屋郁宏、写真 久野映、加藤佑紀乃)
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