WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)が17日、異例となる試合1カ月前の体力強化合宿を静岡・熱海でスタートさせた。熱海では2月にも強化合宿を行い、「合宿後は凄く調子が良かったが、数カ月たってだんだん(効果が)抜けてくる感じがしていた」という。「今回、1カ月前にやることによって、良い状態で試合に持っていけたら」と初の試みを説明した。


 初日は雨のため予定していた砂浜での走り込みを中止。弟で元東洋太平洋同級王者の拓真、いとこで日本スーパーライト級8位の浩樹とともに室内でフィジカルトレーニングに励んだ。高村淳也フィジカルトレーナーの下、体幹を鍛えるメニューに取り組み、「普段も週3回やっているが、毎日連続でやることで強化につながる」と効果に期待。15年から指導する高村トレーナーは「体の軸の取り方や、足、筋肉、関節の使い方がうまくなってきた。軸がブレなくなると重くて速いパンチが打てる」と話した。合宿は20日まで行い、来週から5度目の防衛戦へ向けたスパーリングを再開する。
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