ボクシングのトリプル世界戦の前日計量が19日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われ、WBA世界ミドル級王座統一戦は同級1位のアッサン・エンダム(33=フランス)、同級2位の村田諒太(31=帝拳)ともにリミットを200グラム下回る72・3キロで一発パスした。計量を終えると村田は笑顔を見せ、計量に立ち会った相手陣営と握手。エンダムと顔を突き合わせる「フェイス・トゥ・フェイス」では15秒間にらみあったが、先にエンダムが視線を外し、最後は村田自ら握手を求めて別れた。


 計量後、トマト系とすっぽんのスープで栄養補給した村田は「(リミットより)アンダー?もちろんです。ホッとしてます」と柔らかな表情。「計量は試合前の一番大きな仕事、超さないといけない壁と思う。それができた。エンダムもウエートをつくってきてくれて、うれしく思う。改めていい試合になるんだろうなという気がしている」と振り返った。日本人22年ぶり2人目のミドル級世界王者が懸かる大一番にも関わらず、落ち着いた様子を問われると「けっこうビビリで、試合になったら開き直るタイプなんですけど、今回は今から落ちついている。いいのかな?」と話した。

 計量後はパスタを口にし、夕食はうなぎを食べるという。「計量後の食事で大事なのは炭水化物。タンパク質を摂っても筋肉になるわけじゃない。動ける糖質、炭水化物をしっかり摂って、明日に備える感じ」と表情を引き締めた。当日は76キロぐらいでリングに上がる予定だ。
閉じる
続きを表示する