唇が裂けた小国はペッと血を吐き捨てて必死に攻勢に出た。しかし「口の血がヤバかった」と本人も認めざるを得ないレフェリーストップ。初防衛戦に向けて苦手のサウスポー対策に必死に取り組んだが「スパーでも正直全然ダメだった」と残されたのは玉砕戦法しかなかった。


 「4回まで全力でいく作戦。ド突き合ったろうと思った」と打ちに出て、初回からダウンを奪われるとすぐに手詰まりとなった。高校時代に黒星を喫し、苦手意識からピーマンに例えてきた因縁の相手に再び敗れて「苦手なものは苦手。ピーマンを食べられなかった」と苦笑い。「最後が岩佐で良かった。本当に気持ちよく終われる」と潔く引退を宣言した。
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