元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一会長のジムから30年目で初の王者が誕生した。27歳の勅使河原が右の強打で10回TKO勝ちし、WBOの地域タイトルを獲得した。相手のバッティングに苦しみながらも、輪島会長から「6割の力でいいから手数を出せ」「動きながら休め」と指示を受けて戦い、最後は根性でレフェリーストップ。「会長譲りで、心は絶対に折れないんです」と笑った。


 幼少期、義母から壮絶な虐待を受けて非行に走り、少年院に2度入った。しかし努力と根性で3度世界をつかんだ輪島会長の自伝に感銘し、更生して同会長のジムに入門。6年目で手にしたベルトを「世界一愛する輪島会長にプレゼントします」と喜び、「目標はあくまで世界。もう1本、会長にプレゼントしたい」と話した。
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