元巨人の抑えのエース・角盈男氏(57)が16日放送のTBS「私の何がイケないの?」(月曜後7・00)に出演。前立腺がんを告白する。

 1980年代、サイドスローの左腕から繰り出す投球でファンを魅了した角氏の口から、衝撃の事実が明かされる。


 がんが見つかったのは今年2月。長年、健康診断に行っていなかった角氏だが、知人に強引に誘われ、受診。放置しておけば、全身に転移してもおかしくなかった状態だった。自覚症状はなかったという。

 現在、入院はしておらず、今秋から受ける「重粒子線治療」に備え、男性ホルモンを抑える薬を使用。副作用により筋力が落ちるため、食事や運動に気を付ける日々を過ごす。

 前立腺全摘手術、放射線治療もあるが、より効果が得られる「重粒子線治療」を選んだ。この最先端治療が受けられるのは日本に4カ所しかなく、2年がかり。費用も300万円以上と高額だが、角氏のケースは「80%以上は完治するだろう」と言われている。 

 角氏は「検査に行っていなかったら…」と言葉を失う。結婚27年になる昌恵夫人(56)も「ショックだった」が、闘病に立ち向かう「覚悟はしています。完治するまで一緒に頑張ろうと思っています」。角氏は「彼女なくして、今はない」とサポートに感謝する。

 同局の三島圭太プロデューサーは「困難を前にした時の夫婦の絆を感じていただけたら」と話している。

 今回は「元巨人軍夫婦 スター選手の引退後の人生SP」。球界の盟主に在籍した選手の引退後を追う。

 完全試合男・槙原寛己氏(50)の生涯獲得年俸は20億円。その使い道と東京・世田谷の大豪邸を大公開。中継ぎのエース・橋本清氏(45)は日焼けにハマり“ガングロチャラ夫”に。己の美を磨くため、妻の稼ぎを使う衝撃の私生活が明らかになる。

 2005年の高校生ドラフト1巡目・辻内崇伸氏(26)は1軍登板がないまま、昨年現役引退。サラリーマンになり、スーツ姿、慣れない事務作業に密着。節約生活を送る妻が涙ながらに本音を激白する。

 ◇重粒子線治療 がん病巣をピンポイントで狙い撃ちし、正常細胞へのダメージは最小限に抑えることが可能とされる放射線を用いた最先端の治療法。がん病巣の形・位置(深さ)に沿った照射により、正常器官への影響を抑える。

 ◆角盈男(すみ・みつお)1956年(昭31)6月26日、鳥取県米子市生まれ。米子工から三菱重工三原に入社。ドラフト3位指名され、77年に巨人入団。1年目に5勝7セーブを挙げ、新人王を獲得。81年には8勝20セーブを記録。最優秀救援投手に輝き、チームのリーグ優勝に貢献した。右サイドハンドの鹿取義隆とともに、巨人のリリーフ陣の核として長く活躍。89年、日本ハムに移籍。92年、ヤクルトに移籍し、現役引退した。通算618試合、38勝60敗、99セーブ。
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