女優・水川あさみ(31)と木村文乃(26)が4日、主演映画「太陽の坐る場所」(監督矢崎仁司)の初日舞台挨拶を東京・有楽町スバル座で行った。

 直木賞作家・辻村深月氏(34)の同名小説を、山梨放送開局60周年記念作品として映画化。先行公開されている山梨では、「るろうに剣心 伝説の最期編」を上回る動員を見せており、東京での封切りに水川は「皆さんの前で公開されるのが本当にうれしい。今日からは皆さんのもの。特に女性が共感できる話だと思うけれど、人の心のどこかにあるザワッとした部分を触ってくれる映画を、男女問わずに感じてほしい」と笑顔で話した。


 2人は高校の同級生で水川は響子、木村は今日子と同じ「きょうこ」という役どころだが、卒業後は違う道を歩む設定のため、共演はラストシーンのみ。だが、木村は「本当に明るくて太陽みたい。いるだけで現場がパッと明るくなるので、同じきょうという部分は共有できたと思う」と満足げ。一方の水川も、「真っ白で何色にも染まらない強さがある一方で、女性らしい可れんな一面もある。存在感は目をみはるものがあった」と称えた。

 矢崎監督も初共演の2人に対し、「水川さんは気軽にハグができるけれど、木村さんはベールに包まれてそこに踏み込まない方がいいという雰囲気。不思議な組み合わせだと思った」と述懐。そして、「素晴らしい俳優の今、を写しとれたと思う。僕の最高傑作です」と自信たっぷりだった。
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