小泉今日子(51)の歌手デビュー35周年を記念したアルバムが完成した。「コイズミクロニクル〜コンプリートシングルベスト 1982―2017〜」で、デビュー曲「私の16才」からの全シングル曲を収録する50曲のCD3枚組み。5月17日に発売される。


 注目は初回限定盤に付属する書籍「コイズミシングル」。シングル曲にまつわる50人を取材し、その証言で小泉の音楽史をひもとく一冊となる。奥田民生(51)、宮藤官九郎(46)、森雪之丞氏(63)らが曲の裏側を明かしている。

 THE ALFEEの高見沢俊彦(62)は詞・曲を手掛けた86年の「木枯しに抱かれて」の逸話を披露。制作時期は夏。詞がなかなか浮かばず、ようやく構想ができたのはロサンゼルスのホテルのプールだった。「日光浴してたら、あまりにも暑くって。“あっついなー、ここに木枯らしとか吹かないかなー?あ、木枯らし?”って思いついて“出逢(あ)いは風の中”というイメージが出てきた」という。

 「なんてったってアイドル」を作詞した秋元康氏は「ずっと言ってるんですけど、自分が41年間、この仕事をして見てきたなかで、最強のアイドルは小泉今日子なんですよ」。さまざまなアイドルを手掛ける秋元氏にとっても小泉は特別な存在だとした。

 アナログレコードでのデビューから35年。小泉は「この35年間、クロニクル(=年代記)という言葉を使っても許されるほど時代の変化を見守ったような気がします。コイズミクロニクルをこれからも更新できるように長生きしたいと思います」と話している。
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