新海監督 「君の名は。」企画書を公表 大ヒット作の原点とは…

2017年07月15日 15:58

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新海監督 「君の名は。」企画書を公表 大ヒット作の原点とは…
「君の名は。」の新海誠監督 Photo By スポニチ
 2016年夏に公開され大ヒットしたアニメーション映画「君の名は。」の新海誠監督(44)が15日、自らのツイッターを更新。前日の14日が映画の企画書を東宝に提出して3年目の記念日として、当時提出していた企画書の一部を公開した。

 新海監督はこの日「1日遅れてしまいましたが、『君の名は。』の企画書を東宝に提出したのが、3年前のちょうど今日(昨日)だったのでした」というコメントとともに、当時提出していた企画書の表紙と、スタッフ向けに書いたという「趣意書(映画の狙いを記したもの)」を投稿した。

 それによると、企画当初のタイトルは「夢と知りせば −男女とりかえばや物語(仮題)」というもの。平安期の古典「とりかへばや物語」をはじめ、大林信彦監督の「転校生」や押見修造の漫画「ぼくは麻里のなか」といった男女の入れ替わりをモチーフにした過去の作品が共感を生んだ理由について、「『自分が異性だったら』という思春期のほのかな願望が、ほとんどの人にとって覚えのある普遍的感情だから」と分析。また、「『なぜ自分はほかの誰かではないのか』『人間はなぜ他者に憧れるのか』『人はなぜ誰かに共感できるのか』というアイデンティティにかかわる問題を力強く描き出せるからだ」とした。

 また、「本作では入れ替わりの理由や理屈をミステリーの一要素として描き、歴史の流れの中で仕組まれた仕掛けとして描く」と企画の意図を説明。新海監督のツイッターでは「この後にプロット、脚本と進むに従い、映画の形が少しずつ変わっていくのですが…」とつづっているが、大ヒット作の原点を知る貴重な資料として注目される。
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