【G1ドキュメント=16日】全馬が前日に追い切りを済ませ、この日は体をほぐす意味で運動だけにとどめる陣営がほとんど。調教スタンドでボーッとしていても仕方がない。柏原は早速、気になっていた4歳馬ゴールドドリームの平田厩舎へ。いいタイミングで平田師に話を聞けた。


 「今朝は運動。追い切ってからも変わりないよ。昨日の動きは良かった。しっかりやっておきたかったし、時計もいい。これで仕上がったんじゃないかな」

 前走・チャンピオンズCは12着。着順だけで言うなら年長世代の分厚い壁にはね返される結果になった。ただし、敗因はハッキリしている。「前走は中2週が影響したのか、少しうるさかった。それで出負けしておっつけたら引っ掛かったしね。先行馬に厳しい展開にもなったし、結果論だけど後ろでじっとしていれば良かったかな」と回顧。決して力負けではない。そんな思いが伝わってくる。

 昨秋の武蔵野S2着から3戦連続のコンビ結成となるM・デムーロの存在が心強い。先々週の土曜・大和S(ワディ)から翌日の東京新聞杯(ブラックスピネル)、さらに先週土曜の洛陽S(ダッシングブレイズ)、日曜の京都記念(サトノクラウン)と4日連続のメイン勝ち。勝負強さが際立っている。そのデムーロは先週の坂路、今週のCWコースと2週続けて追い切りに騎乗。「先週より良かった。力はあるので当日のテンションが鍵」と落ち着きをポイントに挙げた。ゴールドドリームにとってはG1初制覇、昨年の当レースをモーニンで制したデムーロにとっては連覇が懸かる一戦。3戦2勝、2着1回と得意の東京マイルに替わり、年長世代に再度ぶつかっていく。
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