疑う余地のない“春のクラシック不出走組”の大将格だ。500万、1000万と2連勝中のミリッサが、勢いに乗って重賞初制覇を狙う。最終追いは坂路でパーシーズベスト(4歳500万)を追走する形から、楽に突き放して2馬身の先着。井上助手は出来の良さをアピールする。


 「最後は体を使わせて走らせてほしいという指示。最後にギアが上がって“これだな!”という感じでした。いい雰囲気ですよ」

 オークス馬であり、昨年のローズSを制したシンハライトの半妹。ただ、以前は心身の幼さが目立ち、大目標の桜花賞に駒を進めることができなかった。その点、ひと夏を越してグンと成長している。

 「以前は常歩(なみあし)でも力んでいたけど、今は首をダラッとして体を使って歩けている。凄く大人になったね」

 実績で先を行くライバルに、ようやく肩を並べるところまで来た。あとはレースで結果を出すだけだ。
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