天才がついに戻ってきた!股関節痛に苦しんでいた札幌のMF小野伸二(37)が13日、札幌・宮の沢で行われた全体練習に今季初めて合流した。チームは開幕から1分け2敗、勝ち点1で17位。救世主となるべく、状態を上げていく。


 「(負傷箇所は)大丈夫。久々で楽しかった」。長いリハビリ生活を終えた小野からは自然と笑みがこぼれた。昨季は股関節痛を抱えプレー。離脱、復帰を繰り返しながらもJ2優勝を決めた最終節にはベンチ入りした。その後は完全に痛みを取り除くために治療を優先。チームが始動しても焦らず、患部周辺の補強トレーニングに時間を費やし、キャンプ中も独自に調整してきた。

 この日は順調にフルメニューを消化。ミニゲームでは別格の技術とワンタッチパスで主役となった。小野とプレーすることが移籍理由の一つだったFW金園は「動きだしを見逃さないし、いいパスがバシバシ来る」と驚嘆。四方田監督も「伸二が入ると雰囲気が良くなるしテンポも上がる」と効果を口にした。

 札幌でもケガに泣いてきた小野。プレーができる喜びをかみ締めながら、こう結んだ。「今は痛みが全くないので、これが一年間続くようにやっていきたい」。再手術で離脱したばかりのMF稲本のためにも、その存在感とプレーでチームをけん引する。
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