京都大の山極寿一学長が、昨年ノーベル文学賞を受賞した米歌手ボブ・ディラン(75)の代表曲の歌詞に触れた4月の入学式の式辞をホームページで掲載したことに対し、日本音楽著作権協会(JASRAC)が、大学に歌詞の利用許諾の手続きをするよう指摘していたことが19日、京大などへの取材で分かった。京大によると、4月7日、式辞の全文を掲載。山極学長が引用したディランの「風に吹かれて」の歌詞の英文と日本語訳が含まれていた。今月、JASRACの担当者から電話で内容を指摘する連絡があった。


 JASRACによると、基本的にインターネット上で歌詞を掲載する場合は使用料がかかるが、一部、必要ないケースもあるという。京大は「根拠の詳細を知らされていないため、特に対応していない」とコメントした。
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