政府は19日の閣議で「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」を決定し、衆院に提出した。皇位継承を定めた皇室典範の特例として、陛下の退位と皇太子さまの即位を実現する旨を明記。対象を陛下一代に限る一方、将来の先例となる形だ。歴史的に略称として使われた「上皇」を退位後の正式な呼称(称号)とし、皇后さまは「上皇后」。敬称はいずれも陛下となることなどを盛り込んだ。


 退位と新天皇の即位は来年12月を想定。具体的な時期については、12月23日の天皇誕生日を節目とする案が取り沙汰される。皇位継承に伴って改める元号は来年夏にも事前発表する構え。新元号の適用は19年1月1日からとする案が浮上している。来週後半以降に国会で法案審議が始まる見込みで、6月上旬にも成立する見通し。特例法案の付帯決議に「女性宮家」の文言を盛り込むかが焦点になる。
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