東京・上野動物園(台東区)のジャイアントパンダの雌の赤ちゃんは12日、誕生から2カ月を迎えた。わずか150グラム程度だった体重は2キロを超え、すくすく成長。名前には多くの応募が寄せられており、関心は高い。同園の担当者は「今後も元気に育つよう、万全の態勢で見守っていきたい」と話す。


 赤ちゃんは6月12日午前に誕生。同14日の身体検査では体重147グラム、体長14・3センチだった。性別が雌と判明した同22日の検査では、体重はほぼ倍の283・9グラム、体長は17・6センチになり、白色と黒色がはっきりするように。生後1カ月には体重1147・8グラム、体長29・5センチと成長し、8月1日には体重が2キロを超えた。

 最初は閉じていた目も、8月に入ってはっきり開き、寝返りを打つことも。母親のシンシン(12歳)も一日中世話をするなど、母子ともに元気に過ごしているという。

 ただ、赤ちゃんは小さく、シンシンのケアも必要で、まだまだ気が抜けない時期だ。同園はシンシンが出産の兆候を見せた6月11日から24時間態勢で観察。出産時に中国から招いた専門家も引き続き滞在し、助言を続けている。

 生後100日を迎える9月下旬に、赤ちゃんの名前が決まる予定だ。同園は7月末からインターネットや園内に設置した応募箱などで募集したが、9日までにネットだけで23万件を超える応募があった。

 母子そろっての公開時期も気になるが、1988年に生まれた雄のユウユウは約半年後に公開されており、今回も母子の様子を見ながら半年後をめどに公開を検討する。担当者は「楽しみに待っていてほしい」と話している。
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