11日から降り続いた雨でぬかるんだ山道。「昇魂之碑」まで登り息をついた。「三十三回忌までと思って頑張ってきた」。夫の村上良平さん=当時(43)=を亡くした須美子さん(70)は北海道岩見沢市から毎年登りに来ている。「また来年も」と話しながらも、切れる息に「今年が最後かもしれない」と揺れる気持ちも。


 副操縦士だった叔父佐々木祐さんを亡くした熊本県八代市の医師佐々木雅人さん(57)は、約30年ぶりに登った。「“来るのが遅くなりました”と墓標に語り掛けた。これだけ多くの人が亡くなった航空事故を風化させたくない」と話した。
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