テニスの全仏オープンは7日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)は世界1位のアンディ・マリー(30=英国)と対戦。6―2、1―6、6―7、1―6で敗れ、日本男子では1933年の佐藤次郎以来となる84年ぶりの4強入りはならなかった。


 対戦成績は2勝8敗と大きく負け越しているが、昨年の全米オープン準々決勝ではフルセットの末にマリーを下している錦織。第1セット第3ゲームで先にブレークを奪うと、第5ゲームでもブレークに成功。世界1位のマリーを圧倒する形で第1セットを奪った。

 第2セットも序盤から積極的なテニスを展開。だが、第4ゲームでダブルフォルトを犯してブレークを奪われるなど、積極さが裏目に。圧倒した第1セットから一転、マリーにペースを握られて第2セットを1―6で落とした。

 第3セットも激しい攻めぎ合いが続く中、第5ゲームで先にブレークを奪ったのはマリー。しかし、直後の第6ゲームで錦織はブレークバックに成功。第11ゲームでまたもマリーにブレークを許したが、ここでも直後の第12ゲームでブレークバックに成功し、第3セットはタイブレークへもつれ込んだ。

 しかし、このタイブレークはマリ―が7―0で制する一方的な展開に。死闘の末に第2セットを落とした錦織はラケットを叩きつけて悔しさを爆発させた。

 続く第4セットは第1ゲームでブレークに成功するも、直後の第2ゲームでマリーがブレークバック。疲労の色が見え始めた錦織は第4ゲーム、第6ゲームとサービスゲームを立て続けに落とした。

 大熱戦の末、最後は世界1位の威厳を見せつけたマリーに軍配。錦織は日本男子84年ぶりの全仏4強を逃した。
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