男子ゴルフの4大メジャー大会、全英オープンは20日に英国サウスポートのロイヤルバークデールGCで開幕する。世界ランキング2位の松山英樹(25=LEXUS)は、開幕前日の19日は谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)、宮里優作(37=フリー)とのラウンドで最終調整。世界3位のジョーダン・スピース(23=米国)らライバルたちからも優勝候補に名指しされ、4大メジャー初制覇に挑む。


 メジャー初制覇に向けて高まる期待もどこ吹く風。松山は「僕じゃないんで。期待を懸けているのは」と語り、優勝への自信を問われて「何も思ってない。0でもないし、100でもない」とひょうひょうと答えた。

 メジャーでは15年全米プロから7大会連続でメジャーV経験のない選手が頂点に立っている。全米オープンで日本人最高位に並ぶ2位となり、世界ランクも2位の松山が“次”の座の有力候補。今大会でも優勝候補に推されるスピースは「ヒデキにとっては時間の問題。間違いなくもうすぐメジャーを勝つだろう」と公式会見で語った。松山を抑えて全米を制したケプカ(米国)も「ヒデキはずっと最高の選手の一人。いいプレーが自分にも刺激になる」と語るなど、ライバルたちもその力は認めている。

 開幕前日はアウトの9ホールを回ってコースの状態を最終確認した。先週末から通算2・5ラウンドをこなし、「ショットは悪くないけど良くもない。全米に比べると良くはない。パットは日替わりなんで知らない」が現状の自己分析。日によって、時間によって、入り組むリンクスの風と同様に、松山のゴルフもまだこれから変わりそうだ。

 1カ月前の全米オープンから、同じリンクスでのアイルランド・オープンを経て迎える5度目の全英オープン。初出場で6位となった13年(ミュアフィールド)が唯一のトップ10入りで昨年は予選落ちを喫した。米国のコースのように距離は長くないがフェアウエーは狭く、得意とするアイアンの精度が鍵を握る。松山にとって通算20回目のメジャー大会。大願成就の時は近づいている。
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