陸上の世界選手権で日の丸ラストランを終えた男子マラソンの川内優輝(30=埼玉県庁)が9日、羽田空港で取材に応じ「調整がうまくいき、暑さもない中でも9位までしかいかなかった。暑さが加わったらそれ以上いかない。とにかく東京五輪は気温が厳しい。自分自身やりたいと思っている海外レースに重点を置きたい」とあらためて代表から距離を置く考えを示した。


 8位と3秒差だったロンドンでのレースを振り返り「前半は戦略通りだったが、ペースが上がったことについて行けなかった。ペース変化に対応できなかったのが入賞を逃した原因」と分析した。

 陸上関係者からサポートしてほしいという声が挙がっていることについては「私の経験はある程度役にたつ部分もあるが、中本(健太郎)さんの走りを若い選手が学ぶべきだと思う。あの走りをスピードあるランナーができれば無駄足を使わずに勝負どころで一気に出られる」と独自の理論を展開した。

 海外フルマラソン31回の経験やノウハウを伝える準備は万端だというが「今のところ、あまり私のノウハウを聞きたいという若い選手はいない」と苦笑いしていた。
閉じる
続きを表示する