藍 現役ラストへ「自分自身で期待」、世界1位柳簫然もエール

2017年09月14日 05:30

ゴルフ

藍 現役ラストへ「自分自身で期待」、世界1位柳簫然もエール
優勝トロフィーに刻まれた自分の名前を指さす宮里 Photo By スポニチ
 米女子ゴルフのメジャー最終戦エビアン選手権は、14日にフランス・エビアンのエビアン・リゾートGCで開幕する。この試合で現役を引退する宮里藍(32=サントリー)は13日、プロアマ戦に出場して最終調整した。ラストゲームに臨む宮里に世界ランキング1位の柳簫然(27=韓国)がエールを送った。

 現役生活最後の72ホールが始まる。宮里は「寂しい気持ちがないと言ったらうそになる。でもそれより最後のメジャーへの挑戦を頑張りたい気持ちが勝る」と語気を強めた。

 5月の引退表明後、調子は上向いている。2週前のポートランド・クラシックでは今季最高の5位に入った。「今までミスをしないようにというプレーが多かったけど、アグレッシブにいけるところはいこうと割り切れている」。攻撃的な姿勢が好成績につながっている。「それが今週もいい方向にいけばいい」と力を込めた。

 エビアンでは過去2勝しているが、13年のメジャー昇格に際し、コースが大幅に改造されて難易度が高くなってからは苦戦が続く。それでも「自分がいいストロークをすればグリーン上も入ってくれるし、リワード(利益)が得られるコンディションになっている」と自信をにじませた。

 11日には、現在世界ランキング1位の柳簫然、元同1位のヤニ・ツェン(台湾)と夕食を共にした。柳簫然によると、世界1位経験者が3人集まった食事の席で、宮里は自らの経験談などを話したという。試合に向けて調整を続ける一方で、ツアーで得た財産を後輩に託す仕事も果たしていた。

 柳簫然は「引退すると聞いた時、泣きそうになった。09年に沖縄で行われた日韓対抗戦で初めて会った時のことも、11年の全米女子オープンとこの大会で練習ラウンドしたことも覚えている」と思い出を振り返り「ツアーで見られなくなっても彼女は私のアイドルスター。大会を楽しんでほしい」とエールを送った。

 「失う物は何もないので思い切ってゴルフができるのではないかと自分自身で期待している」と言う宮里。悲願のメジャー初制覇へ。運命のティーオフを待つ。

 ◆柳 簫然(ユ・ソヨン)1990年6月29日、韓国生まれの27歳。08年に17歳でプロ転向。米ツアー通算5勝。メジャーは11年全米女子オープン、17年ANAインスピレーションの通算2勝。1メートル67。

 《高精度ショット連発》プロアマ戦を終えた宮里は「最後のプロアマを楽しんでやれた」と笑顔を見せた。難関18番パー4で残り186ヤードから7Wで50センチに付けるなど精度の高いショットを連発。「ショットのタイミングが少しずつ合ってきた。淡々と自分のやるべきことをやるだけ。自分との勝負かなと思う」と自信をにじませた。第1日は早朝のスタートだが「気温が上がってくれればいいな。(天気は)コントロールできないので、あるがままを受け入れる」と冷静に話した。

 《広報紙1面に登場》大会の広報紙「ラ・ガゼット」で宮里の記事が掲載された。1面のトップは前年優勝の田仁智(韓国)だが、その下に笑顔で投げキスをする写真とともに宮里が引退試合としてエビアン選手権を選んだことが紹介されている。他に報道陣や他の選手と記念撮影している写真も掲載された。
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