桐生 来春には社会人「料理系男子になる」「銀座でレースを」

2017年10月28日 11:02

陸上

桐生 来春には社会人「料理系男子になる」「銀座でレースを」
インタビューに答える桐生 Photo By スポニチ
 【東京五輪1000日前インタビュー 】 陸上男子100メートルで日本人で初めてとなる9秒台をマークした桐生祥秀(21=東洋大)が東京五輪まで残り1000日を前にスポニチ本紙のインタビューに応じた。

来春は社会人となり、学生時代より時間ができることで、新たな分野にもチャレンジするつもりだという。

 「料理系男子になるつもりです。目玉焼き、卵焼きのエッグ系が得意、生姜(しょうが)焼きを作れるようになりたい。1年後、しっかりと自炊ができているかもしれないですね。寮も出るので部屋を奇麗にしたい。リオのメダルの箱はほこりをかぶっていましたけど(笑い)」

 陸上人気の高まりを感じる桐生だが、一過性で終わらせるつもりはない。さらなる人気アップに向けてアイデアを絞る。

 「まだ陸上はマイナースポーツ。陸上って最初の一歩がないんです。一般の人がどうやって見に行くんだろう。だから、路上レースを銀座でやりたい。山県(亮太)さん呼んでも楽しいし、100メートルだとガチンコなので70メートルくらいで。福井もそうだし、愛媛国体も盛り上がった。ああいうのを見たら選手もうれしい」

 「東京でも10(秒)00突破」。1000日前に掛けて、東京五輪への決意を色紙にしたためた。9秒台をマークした今後は、アベレージ(平均)9秒台の強さをテーマに掲げて鍛錬を積む覚悟だ。

 「(9秒台を出した)福井の5レーンは、マラソン大会でもわざわざそこを通って(選手たちが)ゴールすると聞いた。東京五輪で自分が走っても、あそこで走りたいと思った人が走れないのは残念。トラックを撤去して、もったいなかったと思われるようなレースがしたい」

 超満員の新国立競技場。観客、視聴者、世界中の視線を一身に浴びながら、決勝の舞台でホームストレートを走るイメージが桐生の中にはすでに出来上がっている。

 【桐生9秒台までの歩み】

 ☆13年 4月、洛南高3年時に出場した織田記念国際男子100メートルで日本歴代2位(当時)となる10秒01(追い風0・9メートル)をマーク。

 ☆14年 東洋大に進学。同年5月の関東学生対校選手権決勝では10秒05(追い風1・6メートル)で学生初タイトルを手にした。

 ☆15年 3月、米テキサス州で開催されたテキサス・リレーで追い風参考ながら電気計時では日本初の9秒台となる9秒87(追い風3・3メートル)を記録した。

 ☆16年 6月の日本学生個人選手権準決勝で再び10秒01(追い風1・8メートル)をマークした。

 ☆17年 9月の日本学生対校選手権(福井)で追い風1・8メートルの条件下で9秒98を記録。19年ぶりに伊東浩司氏の日本記録を更新し、日本人初の9秒台を出した。
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